ガンマGTPが100を超えても焦るな!これくらいじゃたいしたことない

生活習慣の改善

 

 

さて、表題で言いたいのは、100をちょっと越えたくらいでそんなに慌てなくてもいい、という趣旨です。ガンマGTPがアルコールに比較的短期で反応するので、飲酒が原因の場合は、飲酒を一週間がまんすれば、もう値が下がり始めます。

 

また「休肝日」を設けるのも効果的です。肝臓自体を普段から元気にするには、やはり休肝日を設けるに限ります。最低でも週2日。できれば1日おきにしたいところです。

 

NGなのが、お酒の量を減らすので、そのかわり毎日飲むということで、それでは肝臓は休まる暇がなくなってしまいます。例えば、「楽な仕事を1日12時間、休日ナシで休みなく働け!」では嫌ですよね。肝臓も一緒だと思ってください。そもそもその肝臓は自分の一部ですからね。従って、休肝日は必要ということです。

 

肝臓の数値改善に役立つ食べ物もあります。それはシジミエキスで、これには肝臓に良い成分がたくさん含まれています。それはシジミに特徴的に多く含まれるオルニチンの力と考えられます。試験でも肝機能の改善に顕著な効果があることが確認されています。

 

食事療法としては、良質なタンパク質を含む食事療法が求められます。それは肝臓自体がタンパク質で構成されているからです。それによって肝細胞が活発な再生活動をすることができます。

 

良質なタンパク質というのは、体内で合成できない必須アミノ酸をバランス良く摂取できるものです。該当するのは脂質の少ない肉、魚、卵や大豆、牛乳です。これにもう一つ、肝臓脂肪を増やさないため合わせ技を加えます。それは適度な運動です。脂肪を減らすことがガンマGTPを減らすことにつながりますから、当然、運動も重要な方法の一つとなるわけです。ここでポイントとなるのは「適度な」という点です。過度な運動はNGです。逆に肝臓を壊してしまう危険性があります。